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うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

発覚から診断まで(2)

2013年12月26日

朝、早く開院の時間が来ないか眠れないまま待ちながら
息子にごはんを食べさせ病院に向かった。

いつも行く小児科も近い比較的新しい眼科。
あとで見たらもっと家に近い眼科もあってどうしてその眼科を選んだのか分からない。(結果的にはこれも幸運となる)
ただ、ほんの数ヶ月前、仮性クループ症候群(喉の炎症により呼吸が困難になる)入院した時、大きな病院にかかるには個人病院の紹介状をもらった方が早いということは学んでいた。

人はまばらで初診でもすぐに名前を呼ばれた。

「瞳孔、瞳が透明というかキラキラして見えるんです。」
そうすると先生は右目をチェックしはじめた。じっと見て
「確かに何かありますね。おそらく白色瞳孔と呼ばれるものです。もっと調べてみないと分からないですが白内障網膜剥離などの可能性があります」

「癌という可能性はありますか?」
多分私がその言葉を出したところで調べてるんだろうという事が分かったんだと思う。
「そうですね、あります」
「今日は時間ありますか? 紹介状を書きますので大きな病院へ行ってください…希望の病院はありますか?」
「ありません。とにかく良い先生がいる所をお願いします」
「それでは○○大学付属病院のK先生が網膜専門医なので」
その後、出産時の異常の有無、家族の病歴など(後になってこの意味が分かる)
も軽く聞かれ連絡を取ってもらいすぐに行くことになった。

白色瞳孔…やっぱり軽くはないんだ。この症状から推測されるのは軽くても白内障。あとは先天性のもの。最悪は網膜芽細胞腫になる。白内障は目の様子からみてもどうにも考えにくかった。白色瞳孔と言われたということは網膜芽細胞腫を覚悟しないといけないかもしれない。
手が震えていたけど
夜、できるかぎり調べたので自分自身はどこか冷静になっていた。

主人、母に電話して大学病院に行くことになったことを伝え
大学病院にむかった。