うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

外来 2018.12月(記録)

小児科の年内の外来はなかったのだけれど

眼科だけ予約を取っていて、これが2018年最後の診察。

 

目が痒いと本人がいうことが多く、つらそうだったのでそれを中心に診てもらいました。

冬の乾燥からくる目の周りの乾燥が原因。

痒みを抑える、またばい菌を抑える目薬を処方してもらいました。

それにしても、機械に顎を乗せて目を先生に見せるという一連の動作が泣かずにスムーズにできる。

それどころか先生におどけたところまで見せられる。

義眼も自分で取れる。

 

大きくなったなぁ

 

坊の病院は寛解したあとでもずっと定期的に診て行く感じでまだまだお世話になります。

でも頻度はずっと少なくなります。

眼科だけってはじめてでした。

 

「〇〇の部屋(入院病棟)行かなくていいの?

ぼくちょっと泣くかもしれないけど頑張れるよ!」

 

なんて言ってきて。

うるっとしてしまった。

 

ここはずっと5年間坊にとっても身近な場所だったよね。

 

「すっごく頑張ってきたから、あれはもう1年に1回でいいんだって」

 

っていったら

「そっか!」

 

ここに通院してたことはこれから

彼にとってどんなベースになっていくんだろう。

 

痛くてつらいこともいっぱいあったけど

それだけじゃなかったね。