うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

新しい保育園で預けたものと義眼の説明

乳児園から上がって、2回目の入園して一ヶ月。
人数のかなり多い大きな園になってどうなるかなと思いましたが本人はいたって楽しそう。
前の保育園の担任が持ち上がりで担任になったのも大きいです。
クラスも多くて新しい保育士さんの可能性もあったのですが、義眼の扱いを知っているということもあり考慮してくださったのかもしれません。

親の方が新しいシステムに慣れない始末です。とほほです。


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新しい園で預けるものも用意しました。
基本的には前と変わらないんですが、アイパッチは小さくなっていたので大きなものに。



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園でNGと言われてしまったのは処方のない目薬。
医師から普段使いには涙成分のソフトサンティア(市販)が一番いいと言われていたのですが
これでは投薬指示書を提出できない。
処方があるもので、ということでと
うるおいを補助する目薬「ヒアレイン」を処方していただいて預けてあります。

あと意外だったのが清浄綿。目専用の個包装になった市販のものを用意していたのですが成分上薬にあたるからこれも指示書をと言われてしまいました。でもこれ、処方してもらうほどのものでもないしなぁ。
園外の遊びも多くなるので清潔な個包装のウェットティッシュが良かったのだけど・・・と悩んでいたら水成分だけの清浄綿があると、ブログを通じて教えていただけました!

水だけだからこれはOK。
解決しました。

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新しい園から通園バスを使っています。
バスで何かあった時にと2セット用意して欲しいと言われました。
園とバス、二箇所に預けてあります。




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姉妹園なので、保育士さん達は息子の状況や義眼のこともご存知でしたが
「義眼のことを知りたい」と向こうから言ってくださって

園長先生、年少クラスの担任、主任の複数の保育士さん達の前で義眼の出し入れを実演しました。
義眼をしている人に会う機会はほとんどないと思いますし、見たことがないものは先入観もあり怖いものです。
こうやって実際に機会を設けてくださったことでホッとされた部分もあったんじゃないかなぁと。
疑問点などに答えたり、お話しすることができたので良かったです。
保育士さんの不安も取り除けたかな。
いつも前向きに考えてくれるこの園には本当に感謝しています。






これから入園を考えているご両親もいらっしゃると思いますが園の対応は様々だと思います。前向きだったり、後ろ向きだったり。
どちらにしても実際に見ていただくと反応や対応が変わるなぁと実感します。
いい方向が多いです。
義眼って知らない人が多いから、構えてしまうんだと思います。

電話などで「義眼で」とお話しした場合、いい反応ではないこともあるかもしれませんが
諦めず、実際に子供と行ってお話ししてみてください。

※私も説明の時に使った義眼の出し入れのイラスト、ご希望があればメールください。送れます。