うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

4月

新年度
あの日から3ヶ月経ったんだなと不思議な気持ちです。

明日から息子は保育園に行きます
じっくり話、そして説明をして保育士の皆さんが前向きに協力してくださることになりました。
一人で抱え込まないでいいよ。私達と一緒に成長を見守っていきましょう。
そう言ってくださいました。嬉しかった。
(この話は後日)


今でも時々夢だったんじゃないかとか思います。
どうして、という気持ちも顔をのぞかせます。
あのきょろきょろしてたこっちの目があったらと思うこともあります。

でもそれ以上に息子はとっても元気で、一日一日成長していて
そう、遂に歯も生えてきました!(待たせたね〜)
時々義眼がまわって白目になったりするけれど、
寄り眼になったりするけれど
そんな顔も

可愛いなぁ
なんて可愛いんだろうなぁ

いまでは素直に息子のひとつのチャームポイントだな とも思います。



今日、なんとなくこのブログのアクセス解析をみていて
ああ、日本のどこかで同じ病気と分かった子がいるのかもしれない
と思いました。
あの日のことを思い出して胸がぎゅっとなりました。


この病気はひょっとしたら目を摘出しなければならないかもしれません。
でも
未来はあります


あの時に選択したことを後悔はしていませんし
息子が隣で笑ってくれる今に繋がっていたのだと思っています。


生きててくれて、ありがとうと
今日もまた。
新たな一日を一緒に過ごせることが嬉しいよ