義眼代金の申請
2個目の義眼の手続きが完了
すっかり忘れていたのでメモしておきます。
<前提>
厚生労働省の定める特殊義眼の基準額は 60,000円(税抜)
治療目的の義眼であるということ
<還付手続きに必要なもの>
- 医師の診断書、または意見書<医師作成>
- 装着証明書<医師が作成>
- 義眼業者の領収証
- 療養費支給申請書<各健康保険窓口>
- 印鑑
- 振込先(通帳など支店・口座番号がわかるもの)
装用期限は一応2年と定められているので、初回以降は2年経つとこの手続きができるようになります。
2年以内の作成だと全額実費です。
申請の流れ
- そろそろ義眼を変えようと思ってますと医師に相談「意見書」を書いてもらう。※初回は何も言わなくても医師が多分用意してくれる
- 意見書を持って義眼屋さんに行く→義眼屋さんに「意見書を提出」(コピー後返却してもらえる)
- 義眼制作スタート
- 義眼が完成したら代金を支払い「領収証」をもらう
- 受診日に主治医に義眼できましたと報告し「装着証明書」を書いてもらう
- 全ての書類のコピーを取る<健康保険事務所、役所と2か所提出が必要なため>
- 療養費支給申請書を提出(うちの場合は社保だったので社会保険事務所)
- 還付されました、と報告が来る
- 次に役所に還付報告のハガキを持って「こども医療費」での申請。還付報告書類プラス意見書・装着証明書・義眼業者の領収書のコピーも同時に提出
- こども医療費分が還付
ちなみに
※小児慢性では補装具は駄目と言われた
※こども医療費に関しては上限が自治体で違うので還付金額なども違うはず。要確認
※両眼の場合は身体障碍者手帳が使えるので手続きがちょっと違います。
※大人になると健康保険7割分になるので還付は少なくなります。
▼参考
義眼費用 - 網膜芽細胞腫の子どもをもつ家族の会「すくすく」
という感じでした。最終的にはほぼ国が定める義眼金額くらい戻ってきたのではないかと思います
それでも実際の義眼は大体その倍以上くらいはする(大体10万~20万くらい、義眼屋さんによって価格は様々です)ので残りは実費。
つまり現状と合ってないということ。
義眼人口が少なく、またオーダーメイドで義眼師さんの細かい仕事を見ていると私は高すぎるとは思わないんです。
そうでなければ後継の義眼師さんたちが育たないんじゃないかとも思う。
正直国の基準が現状にもう少しでも近づいてもらえたらありがたいです。もしくは3Ⅾプリンタ・スキャンのような新しい技術を駆使することで価格が安くなってくれたらな。
健康保険窓口はスムーズですが、役所は本当時間がかかりますので余裕を持って!
公務員なので異動で以前のスタッフがいなくなっちゃうとまた一からなのですよね。とほほ
これは網膜芽細胞腫の眼球摘出の場合なので、
眼球が残っている場合、また小眼球症、無眼球症、他疾患の場合だと分かりませんので確認してください。
基本美容目的(見た目保持の理由)では駄目だそうなので、眼窩保護、治療の目的であるという医師の証明が重要になります。