うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

マネーショート

今公開中の映画「マネーショート」
アカデミー賞脚色賞も受賞しています。

この映画のことは同じ病気で義眼をしているお子さんのお母さんが教えてくれたのですが

登場する主人公の一人、クリスチャン・ベールが演じるマイケル・バーリは実在の人物で、義眼なのです。
義眼の理由は2歳の時に目の癌で左目を失って…とあるので網膜芽細胞腫だと思われます。幼少期の目の癌ってこれがほとんどだから、たぶんそうかな。

他に有名人でというと俳優で刑事コロンボを演じたピーター・フォークも3歳の時に網膜芽細胞腫が分かって義眼。こちらは演じる方ですが。


マイケル・バーリは元々医師で、予想が当たりすぎるからファンドを立ち上げて隻眼の天才トレーダー、隻眼の相場師と呼ばれている。なんてこった!医師からトレーダーって多彩すぎるよ!
こんな人がいるんだとびっくりです。




そしてパンフレットの裏面にはなんと義眼の写真が!
取り出した義眼の写真が載っているなんて珍しい…
そして海外でも形は変わらないのね~とそんなところが気になったり。



映画はリーマンショックサブプライムローン危機をめぐる金融の話です。
専門用語が多いのでちょっと予習していった方がよさそうな感じですが
義眼を知るきっかけにもなればいいなと思いますし、実在の人物ってことで病気のこと、義眼であること飛び越えて才能を発揮している人がいるってことが単純にうれしかったです!


クリスチャン・ベールの演技は本当に義眼なんじゃないかって思うほどだそうですよ。


子供が小さいのでなかなか映画自体しばらく行けてないんですが機会をうかがって私も見てこようと思います。

こんな理由で行くのもありかな?


「マネーショート」
http://www.moneyshort.jp/


見る前に
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』を華麗に楽しむための基礎知識
http://blogos.com/article/164353/

町山智浩『マネー・ショート 華麗なる大逆転』を語る
http://miyearnzzlabo.com/archives/35917