うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

義眼づくり(4)

ずっと調子がよかったのでそのままにしていた義眼
保障期間が切れるので調整&チェックに行ってきました。
そう、義眼にも保証期間があるのです…


白目の色が成長とともにずいぶん変わってきたのでそこを調整してほしいというのと
義眼師さんの方から
「黒目の位置をもう少し調整したいですね。しましょう」
といってくださって新しいものを作ることに。

息子がお世話になっているところはセミオーダーという形なので
基本ストックの中から選んできて削っていくようなんですが
今回色がないので独自に調色してもらえることに。
完成までに保障期間はすぎてしまうのだけれど
調整スタートが期間内なので保障内で対応しますよ
と言っていただけました。
義眼は高額ですが、保障期間とはいえこれだけ調整、ほぼ新品を都度
納得するまで作っていただけるので正直高くないと思います。


調整一回目はなかなかうまくいかず。
二回目もしっくりこず。
もう一回調整予定。
今回更にいい形がないかどうか模索してくれているようなんです。


こちらから言わないでも先まわりして要望をすくいあげてくれる
担当義眼師さんは本当に信頼しています。
他はどうなんだろう、と気になるのは本音なんですが
義眼所を変える気持ちは今のところありません。


今回義眼が少し大きくなるので
下瞼の下垂のことも相談したんですが
義眼が重いから下がるって訳でもないらしく
まばたきの際に上瞼が義眼を押して下に負担がかかるということのようですね。
このことは次回の眼科検診でももう少しつっこんで聞いてみようかなと思います。

しかし今回は難産。
家ではめ具合を確認中で
調整中のも併せて現在3つの目が我が家でごろっとしております。