うみをすすむ

0歳10ヶ月、網膜芽細胞腫(レティノブラストーマ)という目の小児がんで右目を摘出した息子との日々のこと。病気と向き合う記録。

外来 2014.5月(記録)

今日はフルコース。
朝は眼科。眼形成の先生による診察。
目やにが増えてきていたので義眼床もチェック。とても綺麗とのことなので義眼があたったりしてるのかな?
(前回の義眼調整の時に少し形を変えていただいたので)
目やに対策に目薬を処方していただきました。

次は網膜専門の先生による眼底検査
直前に寝ていたので座ってできるかなとトライしてみましたがさすがにムリで。
やっぱり奥でいつものぐるぐる巻
しかし・・・息子が大きくなりすぎて今回遂に乳児用のマキマキ用のシートが止まらなくなりました。
ということでタオルを巻いて看護師さんにおさえてもらうことに。
隅から隅まで見て頂いて、「うん、問題ありません」との言葉。

良かった〜

最近は診察の前日は眠れなくて。胃がちょっとキリキリします。
何にもないって信じてはいますが、やっぱり色々考えてしまって。
この瞬間ホッとする。

次は小児科へ。
すぐいつもの先生に見てもらえることになり移動。
開口一番、先生!歯が生えたんですよ〜 と言ってしまった。(4本づつ一気に生えてきた)
ずっとね、先生も心配してましたから。

頭から体全体までくまなく触診してもらい、心音等のチェックも。問題なし。
先日の血液検査の腫瘍マーカーは高めの値…といってもいつもと変わらず横ばい。(しかも採血時、息子は軽い胃腸炎だった)
やっぱり息子の場合は今の所マーカーはあてにならないのだな


気になっていることを聞き、
また今めちゃくちゃ肌が荒れているのでそのことも。アトピーだったらどうしよと思っていましたが
接触湿疹(だったっけ?)とのことでまあ綺麗にして保湿しかないと。
ワセリンベースのお薬を処方。
小児科の先生、好きだな。優しい言葉(二つの意味で)で話しているのだけれど
必要なことはしっかり言ってくれるし、教えてくれる。
近所のかかりつけ医もお互いよく知っているとのこと。安心しておまかせできる人だと私は思っています。


さてこれで終わりとおもいきや
体重測定、身長測定 そして採血!
ああ、本日二回目のぐるぐる巻。
一歳を越え、採血場所が小児科ではなくなり大人と一緒。
今度は大きなぐるぐる巻シートが用意されていたので巻かれている…

行列の会計を終えて気付けばお昼すぎ。
息子も私もさすがにぐったり

病院でそれを感じるのは変かもしれませんが
病院に入ったとたん泣いたり(もう色々覚えてるんだろうな)
前に使えたものが使えなくなったり、赤ちゃん扱いではなくなったり
あの手術の日から息子はものすごく成長したんだなと、
大きくなったねって感じる一日でした。

あと、義眼のことをやたらと褒められたな。
今の義眼、見た目がとてもしっくりきてるんだと思います。